2019年7月31日刊行
親族法・相続法【第5版】 親族法・相続法【第5版】
吉田恒雄・岩志和一郎 著

 2018年相続法改正,2017年債権法改正へ完全対応
 「発展・変化を続ける社会の中で,絶えず新たに生じる家族に関する諸問題へ対応する法解釈の途をさぐり,変動する価値観に沿った法のあり方を積極的に提示するのが親族法・相続法の解釈学の任務である」(はしがきより)。
 学部講義の理解をサポートするテキスト。「論点」目次の採用で,自習にも最適。
 今回の改訂では,債権法改正と相続法改正に完全対応したほか,成年年齢規定・特別養子規定については現行規定と新規定を並列する形で扱っている。 →詳細ページへ


2019年4月30日刊行
エレメンタリー法学・行政学 エレメンタリー法学・行政学
−教養から専門へ
茨城大学法学メジャー 編

基礎的概念の理解を目指すとともに,現代社会に生起する最先端の問題から法学・行政学を眺める。
 法学と行政学の初歩的な知識を体系的に,そして両者を融合的に解説する入門書。執筆者の専門分野から各領域を見通す構成。大学教養課程での学習,一般市民の教養を想定。 →詳細ページへ


2019年4月4日刊行
流通と法 流通と法
野木村忠度 著
野木村忠邦 監修


 商学と法学の学際領域にある「流通政策」を,効率性を志向する流通に関する理論を基礎として,安定性・普遍性を志向する法律的なアプローチとの整合を図りながら論じる。常に変化を続けている流通とそれを正しい方向性へと導く流 通政策の在り方を探求するテキスト。 →詳細ページへ


2019年1月10日刊行
女性に対する暴力 女性に対する暴力
―被害者学的視点から

秋山千秋 著

 女性が男性優位社会において,性支配と階級支配の下に置かれてきたこと,すなわち,そこで形成されたジェンダーバイアスが,女性に対する暴力を生む要因であるという問題意識から,被害者学の知見に基づき,女性に対する暴力を研究。性暴力犯罪,配偶者からの暴力,ストーカー犯罪を分析し,その根絶のために,女性に対する暴力についての包括的な法律の立法の必要性を訴える。 →詳細ページへ


2018年12月21日刊行
医と法の邂逅 第3集 医と法の邂逅 第3集
いほうの会 編

 医学の発展は日進月歩であり,その実践である医療の役割もまた,質的に変貌し,人々の医療への要求の高まりとともに増加している。常に揺れ動く「医」と「法」が必然的に出会うこととなる社会生活において,「法」はいかなる理論をもって,異なる専門知識と技術を有する「医」と対峙することとなるのか。
 その対象や体系につき議論の途上にある医事法学に取り組む,「いほうの会」のメンバーによる研究論文集の第3弾。 →詳細ページへ


2018年11月15日刊行
児童福祉と司法の間の子の福祉 児童福祉と司法の間の子の福祉
―ドイツにみる児童虐待防止のための諸力連携

岩志和一郎 編著

 連邦憲法裁判所は,親による養育の優先,国家による監視と支援という憲法要請の基礎に在るものが,子が人格の自由な発展に関する固有の権利の主体であるという理解をし、それを基軸として構成されてきたドイツの児童保護システムは,まさに子が親の下,すなわち家族的な関係の下で,自己責任を備えた人格へと成長する権利を保障しようとするものであることがわかる。このような考え方は,わが国においても共有し得るものである。そのように考えられる中、法律状態やインフラに関する彼我の差異は認めつつも,ドイツの動向に目を向け続けることは,わが国の今後の児童虐待対応を考える上で,有意な示唆を与えてくれるであろう。 →詳細ページへ


2018年5月15日刊行
通信の自由と通信の秘密 通信の自由と通信の秘密―ネットワーク社会における再構成
海野敦史 著

 通信の秘密及びその前提となる通信の自由をめぐる現代的諸課題について,比較法的視点を交えながら解釈論的・立法論的考察を加える。
 憲法21条2項後段に規定される通信の秘密をめぐる解釈論は,郵便や固定電話が通信の主役だったかつての時代に確立されたものが現在においても大筋において踏襲されているが,時代の変化に応じて通信が果たす役割も拡大し,各人における通信との関わりの度合いも変容している。花形的な表現の自由の背後で,通信の秘密は陰をひそめたまま,伝統的な解釈が適切に修正されない状況に取り残されているようにみえる。
 本書は,議論の前提として表現の自由をはじめとした各基本権との関係を踏まえた「通信」の概念を明確化しつつ,「コモンキャリア」概念の再構成を行ったのち,送信防止措置,通信記録の保管,位置情報収集,新種の犯罪捜査等先進的論点を検討,さらには,公権力とともに通信の自由・秘密の保護を担う通信管理主体に焦点を当て,その範囲・法的責任について論じる。 →詳細ページへ


2018年5月10日刊行
みんなが知らないネパール みんなが知らないネパール―文化人類学者が出会った人びと
三瓶清朝 著

 著者がネパールに現地調査をおこなったさいに出会ったカースト身分の違う男女7人の級友たちとの対話やその暮らしぶりや出会ったときの思いがけず起こったできごとをそれぞれ個人的に細かく描写。それを通してネパール民族の思考様式や行動様式をうかがい知ることを目標に書かれた調査旅行記である。 →詳細ページへ

2018年4月20日刊行
刑事政策【第7版】 刑事政策【第7版】
岩井宜子 著

実効的な犯罪統制のために,犯罪現象に関する実証的な知識を提供
 刑事政策の講義用テキストブック。
 各種データを最新のものへと改めるとともに刑事政策関連の多岐に渡る法の改正・動向を反映し,改訂。犯罪学に関する記述おいては,脳科学の知見を取り入れたほか,少年法に関する章は構成を改め,手続の流れをより明確に表すものとなった。


2017年12月26日刊行
財産権の憲法的保障 ―現代憲法研究X―
財産権の憲法的保障
平良小百合 著

 法律によってその内容が形成される財産権に,憲法上保障が及ぶとはどういうことかという問題意識の下,ドイツの議論を精緻に検証し得られた知見を基に,日本における財産権の憲法的保障論の再構築を試み,また,財産権の保障構造に適合的な裁判所による審査がどのように行われるかについても考察する。 →詳細ページへ


2017年4月1日刊行
インターネット・「コード」・表現内容規制 インターネット・「コード」・表現内容規制
小倉一志 著

 憲法的価値としての「表現の自由」と,インターネット上の表現内容を規制する国内外の法律・条例,さらには法以外の規制要素となるアーキテクチャとして作用しうるソフトウェア等の「コード」との関係を論ずる。収録の論攷では,アダルトコンテンツ・名誉毀損的表現・差別的表現,プライバシーを侵害する表現,インターネットにおける選挙運動・電子投票,身元識別情報の開示に対する上記の規制に対し,具体的な検討を加え,リアルスペースとの異同を明らかにしながら,規制と表現の自由の適切なバランシングを追究する。 →詳細ページへ

2017年3月31日刊行
性風俗と法秩序 性風俗と法秩序
陶久利彦 編著

 合法・非合法の境界線上に浮遊しながらも,法学においては見逃されがちだった性風俗にまつわる問題群を論じる。
 性風俗にまつわる問題は、法学者にとって潜在的には関心の対象ではあるものの、性そのものの秘事性の為に正面切って扱うのはためらわれる分野であるかもしれない。しかし、自由,道徳,正議論といった古典的論題に対し、「害」を理由とした性風俗規制は限界事例を提供するものであり、また、人が性から離れて生を全うしえないにもかかわらず法的扱いは曖昧なままとなっている重要なテーマといえる。本書では、ほとんどの国や地域で歴史的に豊富な蓄積がある売買春規制を中心に、関連問題や原理的考察を扱い、今後の研究の端緒として法学界全体に問いを投げかける。 →詳細ページへ

2017年2月25日刊行
基本権の展開 基本権の展開
石村修 著

 憲法学における基本権論の諸相を改憲論との距離を念頭に置きながら,基本権の意義・体系,また,そこにおいて絶対的基本理念であると同時に多様な社会現象に対し客観原則となる「生きる権利」,さらに基本権と環境等の国家目標との関係について,論じ,纏める。 →詳細ページへ

2017年1月20日刊行
古代ギリシアと社会学 古代ギリシアと社会学―マルクス・ヴェーバー・デュルケム
ジョージ・E・マッカーシー 著
樋口辰雄 / 田上大輔 訳


 本書は19世紀社会理論の根源を古典期ギリシアに求め,古典的ヒューマニズムの影響下にあったカール・マルクス,マックス・ヴェーバー,エミール・デュルケムの理論の再定位を行う。彼らがギリシアの哲学,芸術,そして政治から受けた刺激は看過されてきたが,社会理論家達が忘れてしまった古代の人々の夢や失われた地平を掘り起こし社会学と哲学の密接なつながりを明らかにすることによって,現代社会科学の方法,理論,アプローチへの新しい洞察を提供し,社会学の本質と役割を問い直す。 →詳細ページへ

2016年12月26日刊行
人と動物の政治共同体 人と動物の政治共同体―「動物の権利」の政治理論
スー・ドナルドソン / ウィル・キムリッカ 著
青木人志 / 成廣孝 監訳


 従来の動物の権動論や,動物福祉論に基づく動物保護の政治的・理論的な行き詰まりの打開を目指し,「拡張された動物の権利論」に基づく新たな枠組みを示す。
 著者たちは従来の動物の権利論で主張されてきた普遍的な基本的・消極的権利(〜されない権利)に頼りきったアプローチの限界を指摘,人間と動物の混合コミュニティにおける積極的・関係主義的な権利の承認・人間の義務を導出することを試みる。伝統的な道徳的議論から政治理論の領域での議論へとシフトさせ,人間社会や制度とそれぞれの動物との相互作用・相互依存といった多様な関係に着目して,沢山の例証をあげながら伴侶動物を含む家畜動物,野生動物に加え,人間の生活環境を自ら利用している境界動物,それぞれについて政治学的概念を応用し,独創的な「人間と動物の政治共同体(Zoopolis)」の構想を示す。 →詳細ページへ

2016年11月30日刊行
現代統治構造の動態と展望 現代統治構造の動態と展望―法形成をめぐる政治と法
川ア政司・大沢秀介 編

 1980年代後半から現在に至るまで,冷戦構造の終結,財政状況の悪化やグローバル化の進展等に伴う先進民主主義諸国での統治構造の揺らぎや変容が指摘されている。 本書では憲法学の立場から、憲法秩序の中で錯綜する「政治と法」にかかわる問題につき、法形成にまつわる制度・機関・問題状況や両者の関係に焦点を当て,欧米諸国と日本の統治システムの動態について横断的な比較分析を試みる。 →詳細ページへ

2016年8月1日刊行
「憲法上の権利」の作法 第3版 「憲法上の権利」の作法 第3版
小山剛 著

 実際の憲法(基本権)問題の判断において必要とされる論理構造を解き明かす。 防御権の「原則−例外関係」を前提とした「三段階審査」,原則−例外を観念できない積極的権利の「下限の統制」,制度に依存した権利の「制度準拠審査」など,『憲法上の権利』の論証作法を広く示すとともに,判例との理論的整合を図る。
 今次の改訂では新版刊行以降の新判例(堀越事件,婚外子法定相続分平成25年決定,夫婦同氏規定判決,再婚禁止期間訴訟等)を織り込み,権利性の否定,制度準拠審査,「事情の変化」論の記述を大幅に改める。 →詳細ページへ


2016年7月1日刊行
違憲の憲法理論と解釈 違憲の憲法理論と解釈
古野豊秋 著

 「憲法」の理論や解釈に「限界」というものがないのか,もし「限界」があるとすれば,それは何なのか,そしてそれを判断する規準は何か,という問題意識の下,ドイツの学説における憲法理論および憲法解釈や裁判所の憲法解釈を丹念に読み解き,批判を加える。また,ケルゼニストとして,ハンス・ケルゼン研究に関する論文を収録。 →詳細ページへ


2016年5月1日刊行
新・スタンダード憲法【第4版補訂版】 新・スタンダード憲法【第4版補訂版】
古野豊秋・畑尻剛 編

 学部講義・公務員試験・各種資格試験向けの,コンパクトな憲法の概説書。
 今回の改訂では2015年までの判例,法令の変更に対応。判例セレクトを4件増やし,最新の判例を詳述。 →詳細ページへ


2016年4月1日刊行
新・法と社会生活【第5版】 新・法と社会生活【第5版】
有澤知子 著

 社会生活における様々な事象を素材に,法学の基礎的知識を提供するテキスト。交通事故とトラブル,そして福祉と法,科学技術と法,女性と法など,現代的なトピックも扱う。 →詳細ページへ


2015年9月30日刊行
憲法基本判例−最新の判決から読み解く 憲法基本判例−最新の判決から読み解く
辻村みよ子・山元一・佐々木弘通 編

最新の重要判決に焦点を当て,従来の憲法基本判例を新たな視点から「読み解く」。日本国憲法史上の憲法訴訟の展開が理解できるように,既存の判例研究を超える新たな視点と理論を提示しつつ,徹底した「読みなおし(再定位・再理論化)」を図る。気鋭の若手,中堅研究者が執筆陣として集結。 →詳細ページへ


2015年9月30日刊行
医と法の邂逅 第2集 医と法の邂逅 第2集
いほうの会 編 小西知世・佐藤雄一郎 編集委員

 医学の発展は日進月歩であり,その実践である医療の役割もまた,質的に変貌し,人々の医療への要求の高まりとともに増加している。常に揺れ動く「医」と「法」が必然的に出会うこととなる社会生活において,「法」はいかなる理論をもって,異なる専門知識と技術を有する「医」と対峙することとなるのか。
 その対象や体系につき議論の途上にある医事法学に取り組む,「いほうの会」のメンバーによる研究論文集の第2弾。 →詳細ページへ


2015年6月15日刊行
移住女性と人権 移住女性と人権―社会学的視座から
佐伯芳子 著

 本書は,国の外国人労働者の受入れ政策と現実の労働現場での狭間で働く移住女性の問題を取り上げる。
 日本が真の国際世界で平和と人権の具体的イニシアティブをとるためには,人間の生きる糧の部分である労働を中心に据え,移住労働者の生活を垣間見ることにより,問題を考えることが必要であろう。
 著者は,フィールドを通して,とりわけフィリピン移住女性に寄り添い,問題を浮き彫りにする。 →詳細ページへ

2014年10月10日刊行
新版 青少年保護法【補訂版】 新版 青少年保護法【補訂版】
安部哲夫 著

青少年問題を法的側面から集約的に検討
 刑事法,家族法,行政法,社会法,教育法など複数の法領域にまたがり断片的に論じられる青少年の保護に関する法を総合的に検討。伝統的な法理念と近年の青少年保護法制との調和,青少年保護法制の持つ理念自体の適切性を論じ,より身近な問題として「青少年問題」を捉え,その原因と対策を考える。
 改訂に伴い,データを最新のものに改めるとともに,各種法改正(主に親権制限制度に関する民法一部改正〔2012年施行〕,児童買春児童ポルノ禁止法改正)に記述を対応させる。 →詳細ページへ

2014年9月30日刊行
フラット化社会における自由と安全 フラット化社会における自由と安全
大沢秀介 編

 治安関連の実務家と,公法学者で構成される「市民生活の自由と安全」研究会による論文集。
 最近の「自由と安全」をめぐる課題は,これまでのテロ対策法制・理論の検討という問題を超えて,グローバルな人の移動や情報の流れをどう認識し,構築するか,またわが国における東日本大震災そしてそれに続く原発事故に示される巨大災害に対しても迅速かつ大規模な対処をいかに確保するかという点に移りつつある。それは,あたかも人や情報が国境を意識せずに動くような空間の創出とそのような空間での巨大災害の性質の変化をどう捉えるかを問いかけている。本書では,研究会メンバーそれぞれの得意分野での最近の動きを踏まえて,そのような問いかけに対して答えようと努めている。 →詳細ページへ

2014年6月30日刊行
医と法の邂逅 第1集 医と法の邂逅 第1集
佐藤雄一郎・小西知世 編

 医学の発展は日進月歩であり,その実践である医療の役割もまた,質的に変貌し,人々の医療への要求の高まりとともに増加している。常に揺れ動く「医」と「法」が必然的に出会うこととなる社会生活において,「法」はいかなる理論をもって,異なる専門知識と技術を有する「医」と対峙することとなるのか。
 その対象や体系につき議論の途上にある医事法学に取り組む,「いほうの会」のメンバーによる研究論文集の第1弾。 →詳細ページへ


2014年6月30日刊行
性犯罪・被害 性犯罪・被害―性犯罪規定の見直しに向けて
女性犯罪研究会 編

 本書は,女性犯罪研究会が長年温めてきた「性犯罪・被害」のテーマにチャレンジし,刊行に漕ぎ着けたものである。
 各国がフェミニズムの運動に主に推進され,性被害の救済のための方策・法規定の改正を進めているのに対し,わが国では,まだまだ議論が深められていない。 性犯罪被害は顕在化しにくく,性差別以外の多くの社会問題を含んでいるため,一方的な価値観で論じることもできない。そこで,性被害の実態をできるだけ,種々な角度から明らかにし,各国の法制度に学びつつ,わが国の法制度・対策の問題性を明らかにすることを目標に,また,本書は法学者のみでなく,医学,心理学,社会学の各領域の研究者による論考を集め,性犯罪対策を進めるための議論の基礎資料を提供する。 →詳細ページへ


2014年2月28日刊行
アーカイブズ学要論 アーカイブズ学要論
上代庸平 編

 文書管理はあらゆる組織にとって継続的な統治・制度・経営の基礎となるものであり,日本の公文書管理法においても,公文書は「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として」と位置付けられている。
 単に保存し,秘匿するのではなく,公開・利用するためのアーカイブズ形成のために,実務に根差した理論を目指し,行政学・法学・歴史学それぞれの視点から,これまでの史料学・行政管理学の範囲にとどまらない新たな「アーカイブズ学」の構想を説き起こす。 →詳細ページへ




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