立憲国家の制度と展開立憲国家の制度と展開
―網中政機先生喜寿記念
小山剛伊川正樹渡邊亙
A5判上製本 422頁
ISBN978-4-86031-171-1
価格本体9000円+税
発刊2021年11月

内容
 網中政機名城大学名誉教授の喜寿を記念し編まれた論文集。公法学者18人による渾身の論文に加え,特別寄稿として5本のエッセイを掲載。

目次
献呈の辞
戦後憲法学における「八月革命説」の意義と影響東裕
―憲法政治学的考察の試み
政治制度の新たな類型山崎博久
―従来の類型を越えて
タイ王国憲法の歴史的展開と展望下條芳明
―「開発(Development)」から「良い統治(Good Governance)」へ
「軍律(Marshal Law)」から見た韓国併合の始まり稲葉千晴
―日露戦争と日本軍による韓国占領
ドイツにおける新型コロナウイルス危機への公法的対応渡邊亙
―初期の対応を例とした比較憲法学的考察
ドイツにおける政党内反対派とその権利今枝昌浩
―政党除名との関わりを中心に
憲法の人権条約適合的解釈近藤敦
氏名の意義について佐藤文彦
個人情報保護法制の改革と地方議会庄村勇人
憲法上の人格権と弁護士法23条照会上村都
情報公開・個人情報保護制度における「訴訟に関する書類」永松正則
犯罪被害者遺族と同性パートナー河北洋介
障害を理由とする欠格条項の合憲性植木淳
―警備業法を素材として
優生手術と国家賠償小山剛
国会請願の現状と課題今井良幸
当事者訴訟における給付訴訟と確認訴訟の選択について春日修
未経過固定資産税等相当額をめぐる課税問題伊川正樹
名城大学事件をめぐる諸論点に関する覚書北見宏介
特別寄稿
網中さんの喜寿をお祝いして石田榮仁郎
網中政機先生喜寿祝賀文木村裕三
“中興の祖” 網中さん小早川義則
「八ッ場ダム事業」と「川辺川ダム事業」からみえてくるもの小剛
網中さんについて想い出すこと栗城壽夫
網中政機先生 略歴・主要業績

著者紹介(掲載順。肩書きは発刊当時)
東裕
日本大学法学部教授
山崎博久
高岡法科大学法学部特任教授
下條芳明
朝日大学法学部・大学院法学研究科教授
稲葉千晴
名城大学都市情報学部教授
渡邊亙
名城大学法学部教授
今枝昌浩
慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程
近藤敦
名城大学法学部教授
佐藤文彦
中央大学法学部教授
庄村勇人
名城大学法学部教授
上村都
新潟大学法学部教授
永松正則
島根大学法文学部准教授
河北洋介
名城大学法学部教授
植木淳
名城大学法学部教授
小山剛
慶應義塾大学法学部教授
今井良幸
中京大学総合政策学部准教授
春日修
愛知大学大学院法務研究科教授
伊川正樹
名城大学法学部教授
北見宏介
名城大学法学部准教授
石田榮仁郎
近畿大学名誉教授,弁護士(虎ノ門法律経済事務所)
木村裕三
名城大学名誉教授,弁護士(ゆうの法律事務所)
小早川義則
名城大学名誉教授
小剛
大阪市立大学名誉教授
栗城壽夫
大阪市立大学名誉教授,上智大学名誉教授


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