流通と法流通と法
野木村忠度 著
野木村忠邦 監修
A5判 166頁
ISBN978-4-86031-157-5
価格本体1900円+税〔絶版,改訂
発刊2019年4月

内容
 商学と法学の学際領域にある「流通政策」を,効率性を志向する流通に関する理論を基礎として,安定性・普遍性を志向する法律的なアプローチとの整合を図りながら論じる。常に変化を続けている流通とそれを正しい方向性へと導く流 通政策の在り方を探求するテキスト。

目次
第1章 流通の概念
第2章 流通構造と流通機関
第3章 マーケティングの構造
第4章 垂直的マーケティング・システムと流通系列化
第5章 流通政策と独占禁止法
第6章 流通・取引慣行ガイドラインと垂直的制限
第7章 流通政策の現代的課題──コンビニ規制と流通政策

付録1 流通・取引慣行に関する独占禁止法上の指針
付録2 フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方について

著者・監修者紹介(データは発刊当時)
野木村忠度(のぎむらただのり)
千葉商科大学商経学部准教授。博士(商学)
 1979年生まれ。2009年明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了。明治大学商学部助教などを経て,2018年より現職。専門は,流通政策論,商業学,マーケティング論。
野木村忠邦(のぎむらただくに)
元・日本大学法学部教授
 1945年生まれ。1973年慶應義塾大学大学院法学研究科博士後期課程修了。日本大学法学部専任講師,助教授を経て,1987年日本大学法学部教授,2015年退職。この間,国際商事法研究所監事(2012−2018),旧通産省・産業構造審議会委員(1991−1993),旧文部省学術審議会専門委員(1997−1999),公益事業学会評議員,日本経済法学会理事等を歴任。専門は独占禁止法,通商法。2018年逝去。


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