親族法・相続法【第6版】 親族法・相続法【第6版】
吉田恒雄 岩志和一郎 著
A5判 482頁
ISBN978-4-86031-177-3
価格本体3600円+税
発刊2022年7月

内容
 「発展・変化を続ける社会の中で,絶えず新たに生じる家族に関する諸問題へ対応する法解釈の途をさぐり,変動する価値観に沿った法のあり方を積極的に提示するのが親族法・相続法の解釈学の任務である」(はしがきより)。
 学部講義の理解をサポートするテキスト。「論点」目次の採用で,自習にも最適。
 今次の改訂では,2020年成立の生殖補助医療と関連する民法の特例法,所有者不明土地の発生防止と関連する民法および不動産登記法の2021年改正,児童福祉法の2022年改正の内容を,2023年4月以降の施行に先立ち反映させて解説するとともに,法制審議会による嫡出推定および嫡出否認制度に関する2022年発表の改正要綱,同審議会家族法制部会における離婚後の親権や監護,養育に係る規定に関する審議の動向にも触れて記述を改めている。
改訂履歴
2000年4月:初版(ISBN:4-86031-022-5)
2006年4月:改訂版(ISBN:4-86031-039-X)
2007年4月:改訂版補訂(ISBN:978-4-86031-051-6)
2011年4月:第3版(ISBN:978-4-86031-082-0)
2013年4月:第4版(ISBN:978-4-86031-099-8)
2016年9月:第4版補訂(ISBN:978-4-86031-144-5)
2019年7月:第5版(ISBN:978-4-86031-158-2)
2022年7月:第6版(ISBN:978-4-86031-177-3)


正誤情報


目次
第1講家族と法
親族法
第2講親族
第3講婚姻の成立
第4講婚姻の効果(1)―一般的効果
第5講婚姻の効果(2)―夫婦財産制
第6講離婚の成立
第7講離婚の効果(1)―一般的効果
第8講離婚の効果(2)―財産分与
第9講婚約・内縁・同棲
第10講親子関係(1)―実親子関係
第11講親子関係(2)―生殖補助医療
第12講親子関係(3)―養親子関係
第13講親権
第14講後見・保佐・補助
第15講扶養
第16講氏と戸籍
相続法
第17講相続法序論・相続の開始
第18講相続人
第19講相続財産
第20講相続分
第21講遺産共有
第22講遺産分割(1)―分割の方法
第23講遺産分割(2)―分割の対象
第24講相続回復請求権
第25講相続の承認と放棄
第26講財産分与
第27講相続人の不存在
第28講遺言
第29講遺贈
第30講遺留分

資料

著者紹介
吉田恒雄
駿河台大学名誉教授
岩志和一郎
早稲田大学名誉教授


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