スイス直接民主制の歩み | |||
―疑しきは国民に | |||
関根照彦 著 | |||
A5判上製本 326頁 | |||
ISBN | 978-4-915750-75-5(4-915750-75-2) | ||
価格 | 本体6000円+税 | ||
発刊 | 1999年10月 |
内容 スイスにおける直接民主制の歴史と,代議制を基本とした半直接民主制の現代的問題を丹念にトレースした示唆に富む書。 |
目次 |
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第1部 直接民主制の歴史的展開 | ||
第1章 アンシャン・レジームにおけるスイスの政治――1798年までのスイス | ||
第2章 19世紀初期におけるスイスの代議制民主主義――1798〜1830年のスイス | ||
第3章 純粋代議制から半直接民主制へ――1830〜1848年におけるスイスのカントン | ||
第4章 代議制連邦国家の成立――1848年のスイス連邦憲法 | ||
第5章 カントンにおける半直接民主制の普及――1860年代の民主化運動 | ||
第6章 代議制連邦国家から半直接民主制連邦国家へ――1874年憲法における半直接民主制度の導入 | ||
第2部 現代の諸問題 | ||
現代スイスにおけるイニシアティヴとレファレンダム | ||
プロパギャンダと官庁による投票戦への介入――1991年の判例から | ||
諮問的住民投票――スイスの場合と日本の場合 | ||
21世紀における半直接民主制 |
著者紹介 |
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関根照彦 (せきね てるひこ) | ||
1945年生まれ。 | ||
上智大学大学院法学研究科博士課程満期修了。 |