女性校長のキャリア形成 | |||
――公立小・中学校校長544人の声を聞く―― | |||
女子教育問題研究会 編 | |||
A5判 222頁 | |||
ISBN | 978-4-86031-062-2 | ||
価格 | 本体3500円+税 | ||
発刊 | 2009年3月 | ||
内容 学校組織の決定にかかわる校長・教頭の管理職は,相変わらず,男性多数の世界である。男女共同参画第1期生ともいえる50歳代後半の554人の校長のフィールドで聞き取り調査を行い,そのキャリア形成や学校づくりの参画の実態を明らかにする。次世代の人たちへの教育管理職像の指針となるべき貴重な書。 |
目次 |
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T テーマと調査背景 | |||
第1章 参画の時代:テーマの背景 | 亀田温子 | ||
第2章 調査方法と概要 | 亀田温子 | ||
第3章 女性管理職の現状 | 山村直子 | ||
第4章 女性校長の歴史 | 清原みさ子 | ||
U 生活と意識 | |||
第5章 生活時間と家庭生活 | 関口礼子 | ||
第6章 学校生活と意識 | 野口眞代 | ||
第7章 男女共同参画の意識構造とその背景 | 庄司紀仁 | ||
第8章 職業意識と性別役割意識 | 清原みさ子 | ||
V キャリア形成 | |||
第9章 女性校長を育んだ家庭の文化 | 木村敬子 | ||
第10章 「参加」から「参画」へのキャリア・プロセス | 亀田温子 | ||
第11章 職業生活のふり返りとキャリア形成の課題と展望 | 亀田温子 |
著者紹介(データは発刊当時) |
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亀田温子 | ||
十文字学園女子大学社会情報学部教授(教育社会学,ジェンダー論) | ||
山村直子 | ||
東洋大学・流通経済大学非常勤講師(女性学,犯罪社会学) | ||
清原みさ子 | ||
愛知県立大学文学部教授(幼児教育学,保育史) | ||
関口礼子 | ||
大妻女子大学社会情報学部教授(社会変動論,教育社会学) | ||
野口眞代 | ||
洗足学園短期大学幼児教育保育科教授(教育学,幼児教育) | ||
庄司紀仁 | ||
洗足学園短期大学同窓会・学校法人理事・NPO法人理事(専門:幼児教育,教育社会学) | ||
木村敬子 | ||
聖徳大学児童学部教授(教育社会学,子ども社会学) | ||