新版 青少年保護法 新版 青少年保護法
安部哲夫
A5判 290頁
ISBN978-4-86031-060-8
価格本体2800円+税〔品切れ,改訂
発刊2009年4月

内容
青少年問題を法的側面から集約的に検討
 刑事法,家族法,行政法,社会法,教育法など複数の法領域にまたがり断片的に論じられる青少年の保護に関する法を総合的に検討。伝統的な法理念と近年の青少年保護法制との調和,青少年保護法制の持つ理念自体の適切性を論じ,より身近な問題として「青少年問題」を捉え,その原因と対策を考える。
 改版に伴い,構成を一新。特に自立促進・支援についての叙述を強化。
改訂履歴
2002年11月:旧版(ISBN:978-4-86031-009-7/4-86031-009-8)

目次
第1講青少年保護法への導入
第2講青少年保護法の概要
第3講青少年保の法原理と歴史
第4講青少年保護と健全育成の担い手たち
第5講少年非行の補導と審判
第6講非行原因と非行理論
第7講少年非行と矯正・保護
第8講少年事件の刑事裁判と報道
第9講少年司法の改革
第10講家庭における青少年保護(児童虐待を考える)
第11講学校における青少年保護(体罰を考える)
第12講未成年者の喫煙と青少年保護
第13講薬物乱用と青少年保護
第14講有害情報・表現物と青少年保護
第15講性行動と青少年保護
第16講青少年保護育成条例の展開
第17講ドイツにおける青少年保護法

著者紹介(データは発刊当時)
安部哲夫 (あべてつお)
現職獨協大学法学部教授
1951年福岡県に生まれる
1980年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得
1981年常磐大学短期大学専任講師
1986年同 助教授
1993年北陸大学法学部教授
2000年獨協大学法学部教授
2002年水戸家庭裁判所家事調停委員
2004年茨城県青少年健全育成審議委員会委員


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