講義 生命科学と法 | |||
岩志和一郎 増井徹 白井泰子 長谷川知子 甲斐克則 | |||
A5判 224頁 | |||
ISBN | 978-4-86031-056-1 | ||
価格 | 本体2500円+税 | ||
発刊 | 2008年5月 |
内容 早稲田大学大学院法務研究科(ロースクール)先端・展開科目『生命科学と法』をまとめたもの。 生命科学の研究・応用に伴い生ずる,既存の価値観との衝突は,もはや法曹界においても回避不能なものである。生命科学で何が起こっているのか,それに対し法がどのような役割を果たせるのか,生命倫理,生物学,医療,法律の専門家達が考察する。 |
目次 |
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岩志和一郎 | 第1回 | 序論 | |
増井徹 | 第2回 | ヒトの生物学としての医学の時代 | |
第3回 | ヒトゲノム研究とその周辺 | ||
第4回 | 医学・生物学における問題の所在 | ||
第5回 | 見も知らぬ彼らの未来のために | ||
白井泰子 | 第6回 | ヒトゲノム解析研究が医療に与えた影響 | |
第7回 | 生命始期における人為的介入技術と医療 | ||
第8回 | 個人の遺伝情報の取り扱いをめぐる諸問題 | ||
第9回 | 再生医療研究のゆくえ | ||
第10回 | 近未来からの質問状 | ||
長谷川知子 | 第11回 | 臨床に必要な遺伝子と染色体の基礎 | |
第12回 | 遺伝性疾患による障害とは | ||
第13回 | 出生前診断と医師のジレンマ | ||
第14回 | 医師が恐れる「訴訟」とは | ||
甲斐克則 | 第15回 | 生命科学と法的ルール | |
著者紹介 |
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岩志和一郎 | ||||
早稲田大学法学部教授 | ||||
増井徹 | ||||
独立行政法人 医薬基盤研究所 生物資源研究部主任研究員 | ||||
白井泰子 | ||||
前 国立精神・神経センター精神保健研究所所長 | ||||
長谷川知子 | ||||
臨床遺伝専門医(指導医),国際プラダー・ウィリー症候群支援組織(IPWSO)日本代表委員(専門職委員),日本ダウン症協会有職理事 | ||||
甲斐克則 | ||||
早稲田大学法務研究科教授 |