芸術法学入門 芸術法学入門
―アート法の広がり
山口裕博
A5判 402頁
ISBN978-4-86031-040-0(4-86031-040-3)
価格本体3500円+税
発刊2006年4月

内容
 従来は法的問題解決とは距離があるとされていた芸術領域においても,最近の社会の法化現象は同様に顕著である。そこに発生する法的な問題の特殊性を勘案した解決を図ることは,とりわけ混沌とした状況が増幅されている現代の社会環境の変化を的確に捉えた法的解決が急務である。本書は,芸術領域全体を視野に入れた研究入門書。

目次
序 章芸術法学研究の全体像
第1章芸術的表現の自由
第2章音楽著作権法入門
第3章美術品取引における真作性の錯誤
第4章美術批評による名誉毀損―佐伯祐三贋作事件を契機として
第5章カラオケと著作権
第6章MGM対グロクスター事件―インターネット上におけるソフト提供者の著作権侵害

著者紹介(データは2010年現在)
山口裕博 (やまぐち やすひろ)
1951年 山梨県に生まれる。
1974年 中央大学法学部卒業
1978年 中央大学大学院法学研究科修士課程英米法専攻終了
現在,桐蔭横浜大学法学部・大学院法学研究科教授,法学博士


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